桃花ぽえむ【人生】26『繊細なる人々よ』

アイキャッチ(詩:人生26) 人生(詩)
筆者
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書くことが好きな桃花です。

今日は、「HSP」、「繊細さん」などへ向けた詩を。

まえがき

自分が心血注いで書いたものがいつか誰かのもとに届くかなんて、こんな膨大な情報量社会の荒波の中で、どうやって信じることができるだろう?
それでも、書いて、勇気を出して提示しなければ、そんなかすかな奇跡さえも起こすことはできない。

ぽえむ【人生】26『繊細なる人々よ』

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作成日:2026年4月26日

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繊細なる人々よ
あなたの孤独が、もうこれ以上あなたを噛み砕かぬように。

たえまなく降り注ぐ冷たい酸性雨でけがれてしまわぬように。

どんなささやきにも震えおののいてしまう、そのこまやかな優しさが絶え果てぬように。

まぶし過ぎる世界から追いやられ、せわし過ぎる現実に追い立てられ、
物陰で身をひそめるようにもくすあなたの清らかさが、
いつか暗闇を灯す光となる。
誰の目にも止められぬ、ささやかで思いやりに満ちた配慮が、
当たり前のように他人を思い、自分のことのように気持ちをんでしまうあなたの気質が、
深く傷付いた人の心を揺らす。

ああ、だから殺してしまわないで、あなたの稀少な宝石を。
ほんの些細ささいな振動でたちまちひび割れててしまう、やさしくとうといきらめきを。


我が物顔でこの世を跋扈ばっこする怪物達が、これ以上あなたをらい尽くさぬように。

騒々そうぞうしすぎる現代の刺激の嵐に、もう削り減らされぬように。

あまりに過酷で乱暴過ぎる現実が、あなたをこれ以上振り回さぬように。

   あなたはそのままでいいんだ。優しい雨を降らせて。

ほんの些細な雑音にも傷ついてしまう鋭敏えいびんな心よ、
あなたにとって、この世はどれほど住みにくい世界だろう。
ほんのわずかな出来事にも疲れ果ててしまうか弱い精神よ、
あなたにとって、自分はどれほど欠陥品だと感じることだろう。

確かにこの殺伐さつばつとした弱肉強食の動物界では、
その弱さは救いようもないほどにもろいものかもしれない。
それでも、あなたのその繊細さでなければ、届かない領域がある。
あなたのその細やかな精神でなければ、生み出せない数多くの光がある。

ああ、だから責めてしまわないで、あなた自身を。
この世のすべてをあまりにも純粋で強烈に吸い取ってしまう、優しくて繊細なあなたの心を。

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筆者
筆者

この頃も絶望がかなりお友達になってましたが、

「多くの人には届かないだろう。
それでも、たった一人の心にほんのわずかでも触れることができたなら、
それだけでその言葉には価値がある」

みたいな思いを胸に、めげずに続けていこうと思いました。

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