筆者
執筆大好き桃花です。
今回は過去の詩をアップ。恥ずかしさはあるけど、このブログを私らしさで埋めたいから。
絶望でいっぱいの人に、少しでも届けば嬉しいです。
ぽえむ【人生】⑫『いつかきっと』
いつかきっと
いつかきっと 自分のことを好きになろう 多くの人に笑われて 失敗ばかりの私だけれど いつの日にか 「自分に生まれてきてよかった」と 心の底から思いたい 何度も変わろうと決めるのに いつまでもダメな自分はホントに嫌になるけど 自分の欠点から顔をそむけず 他人と競って焦らずに 諦めないで 手間暇かけて自分のことを育てていったら いつかほろりと私の口から 「自分が好き」がこぼれるだろう いつかきっと 誰かと愛を築いていこう いつまで経っても幼稚なままで 上手な恋は出来ない不器用な私だけれど いつの日にか たった一人の男性と お互いを誰よりも想い合いたい 何度摘み上げても枯れてばかりの私の恋愛達だけど 失恋のイタみに心を閉ざさず ダメになった相手を憎まずに 素直な心で 懸命に 一つ一つを刻んでいったら いつか優しくて一途の愛が 私を強く包み込むだろう いつかきっと この世の中で 一つの幸せを見つけよう まだわからない まだ幸せの居場所さえどこかわからない私だけれど いつの日にか 大切な大切な幸せを掴みたい 何度強く願っても忽ちに消えてしまう蜃気楼に 私は今も踊らされているけれど 苦しみや 悲しみや ツラさや 失望や そんなあやゆるイタみを伴うものに負けないで この人生から逃げ出したりせず 笑顔で前を向き続けたら いつかきっと これまで悩んだ分の幸せに出会えることだろう それを信じて 純粋な気持ちで歩いていこう
あとがき
書き残しておくことはいいことだ。もう20年くらい前のことなのに、その時の感情が蘇るし、実は一番自分の感情を揺らすことが書いてある。
どんなに経験を積み成長しても、自分の芯のようなものって変わらないな、と思う。そして、相変わらず自分で自分を励ましていく、という生き方も変わってない。
この詩で書いた「いつか」という日がいつ来るのかわからないけど、今もこの「いつか」に近づこうと生きている。あの頃は、これくらいの年になったらもう達成してると思っていたかも。
でも、過去の自分に言いたい。
「大丈夫、未来の自分は、あなたが進みたい方向に着実に近づいてるから」
いろんな本や知識から、一生懸命自分を好きになろうとしてる。今も継続中だけど、あの頃よりは遙かに「いつか」に近い場所にいると断言出来る。
目に見えてわかりやすく〝手に入れる〟ものや〝獲得する〟ものでないから、その違いを明らかにすることは難しいけど、その小さな積み重ねや心の変化みたいなものって、時間をかけて〝生きて〟いかないと得られないし感じられない。
想いは最初から変わらなくて、その上を進んでいく時間軸が〝生きる〟ということなのかな。
筆者
これからも少しずつ自分を好きになっていこう。
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