桃花ぽえむ【人生】⑪『命の光』

桃花ぽえむ【人生11】 人生(詩)
筆者
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執筆大好き桃花です。

今回は過去の詩をアップ。恥ずかしさはあるけど、このブログを私らしさで埋めたいから。

絶望でいっぱいの人に、少しでも届けば嬉しいです。

ぽえむ【人生】⑪『命の光』

命の光
涙の止まらない日があってもいい
それが毎日続いて 「もう二度と光なんて射してこないんじゃないか」と思って
今に失望して未来に絶望して
そんな 言葉なんかじゃ言い表せないくらいに苦しい日々があってもいい

自分自身に負けてもいい
それが心底イヤになって 「どうして自分はこんなにダメな人間だろう」と思って
自分を責めて自分を憎んで
そんな いつまで経ってもどうしようもないくらいにダメな人間だっていい


    それでも一つ
    ただ生きて 命の光を輝かせて
    どんなに暗闇に落ちてゆこうと
    どんなにイタみを胸に残そうと
    生きてゆくこと 諦めないで
    
    いつか すべてを許せる時が来て
    素直に笑えるようになるだろう
    きっと涙も私の一部となって
    心を潤すようにもなるだろう


すべてを捨てて 世界から逃げて
グチャグチャに壊れてしまいたくなってもいい
それでもいつか 「生きててよかった」と思える時まで
命の光を 輝かせていよう

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あとがき

こういう詩を書けば書く程、見返した時に薄っぺらい綺麗事のように思えて、「そんなセリフで本当に苦しんでる人を救えると思ってる?」って声が自分の中からも聞こえてくる。

それでも、無我夢中で泣きながら詩を書いてる自分は、必死に暗闇から逃れようとしてるだけだ。本当にツラい時には自分で自分を励ますしかなくて、薄っぺらい言葉であっても自分に叩き付けるしかなかっただけだ。

そんな独りよがりの言葉の連なりを公開することで、誰かの気持ちをほんのわずかでも軽くすることなんて、出来るんだろうか。

自分の気持ちを表現した言葉や歌や絵で誰かの心を解放するような人達を、私は尊敬し、憧れる。

でも、どんなに無名で小さな力だって、勇気を出して表に出さなければ何にもならない。その一歩を踏み出せた自分のことは認めて、これから少しずつ、積み重ねていこう。

薄っぺらい綺麗事でも、やっぱり本当にしんどい時には、それこそが救いになるように思うから。

白桃ちゃん
白桃ちゃん

拙いけれども、これからも勇気を出して公開していくね。

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