【偽考察】なぜ車は〝動物〟ではないのか?

アイキャッチ(車と動物) エッセイ
筆者
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アホなことを考えることが大好きな桃花です。

今回は、幼稚園児以下の発想で、

素朴な疑問について、無い頭をひねってみたいと思います。

【偽考察シリーズ】は、世に稀にいる博識オタクが展開する、鮮やかで見事な真に迫った考察には遠く及ばない、アホで無駄で論理が薄っぺらい、タメにならない考察っぽいシリーズです。桃花の救いようもない脳内汁を垂れ流します。

まえがき:疑問の提示

素朴なる疑問。

なぜ車は、〝動物〟ではないのか?

は? 当然じゃん、と鼻で笑われるかもしれないが、

皆さまはこの理屈について、真面目に考えたことはあるだろうか?

私は一度疑問に思い始めたら、無視出来なくなってしまった。

既に誰かが検証を終えているかもしれない。

回り回って当然過ぎる結果に行き着いて、その間の貴重な時間は泡と消えるものかもしれない。

それでも、そんな無駄と無謀を大いに承知の上で、馬鹿げた考えに思いを巡らせるのがこの【偽考察シリーズ】である。

多忙極まる現代社会において、こんなアホのたわむれにも寄り道してみようか、という寛大で遊び心旺盛な方がいらっしゃれば、

しばしの間、お付き合いいただきたい。

深まる疑問

さて、漢字から推測するに、『動物』とは、〝動く物〟である。

『動』、『物』はいずれも、小学校3年生程で習得する漢字のようだ。

ということは、小学校中学年で既に、『どうぶつ』の表記的認識は終えているのである。

しかし。

〝動く物〟……、皆さんはこの言葉から、何を連想するだろうか?

ゾウ、亀、キリン、鹿……etc. 確かに動物は、動く生き物だ。

しかし考えれば考える程、疑問は深まっていく。

燃える炎、風になびく葉、ちらつく雪なども、動く物ではないのか?

飛行機は? ルンバは? 自動ドアは、自動で動く物、ではないのか?

というかそもそも、本来『動物』と呼ばれているアニマル達の方が、漢字から推測される定義に合っていないのではないか、とも思えてきた。

だって、物?

ウサギって、物?

犬や猫って、物?

鷲やチーターやサメって、物?

動物の範囲を拡張しちゃうかもだけど、熱帯魚やバッタやコウモリや蛇って、物?

物でいいのは、ナマケモノくらいだ!(……廃!)

そうなると、同じ動物である我々人は、物なのか? 〝動く物〟のカテゴリーでいいのか?

人間、感じる心大事だろ!

パッションだよパッション!!

考える葦たちよ、物に成り下がるなぁぁぁ!!

定義の確認

という訳で、『動物』の定義を再確認してみよう。

『動物』の定義

1 生物を二大別したときに、植物に対する一群。多くは自由に移動することができ、植物などの作り出した有機物を栄養として摂取する。細胞壁がなく、種々の器官が分化し、神経系・感覚器官・排出器官・呼吸器官などをもつ。原生動物に分類されるものではほとんど植物と区別できないものもある。生態分布として、水生動物と陸生動物とに分けられる。

2 人類以外の動物。特に、哺乳類をいう。獣類。

(goo辞書)どう‐ぶつ【動物】 の解説

広辞苑など他の辞書でも概ね上記の通りだった。2によれば人間は『動物』じゃなくなるみたいだが(そう言われると、前言撤回して仲間に入れて欲しい気もする笑)、狭義の『動物』を指しているのだろう。要は、『生物のうち、植物じゃないもの』を指すようだ。

私は理系苦手だから、ここであれこれ生物学について語るつもりはないが、『生物』の定義についても知っておく必要がありそうだ。

『生物』の定義

動物・植物・微生物など生命をもつものの総称。細胞という単位からなり、自己増殖・刺激反応・成長・物質交代などの生命活動を行うもの。いきもの。

(goo辞書)せい‐ぶつ【生物】 の解説

無生物と区別される属性、つまり「生命」を備えているものの総称。

動物・菌類・植物・原生生物・古細菌・細菌などの総称。

(Wikipedia)「生物」

そもそも『生物』の時点で『無生物』抜いてた説。

あれ、じゃあ更そも(=更にそもそも)、『物』って何だ?

『物』の定義

①動物・植物・鉱物に三別し、また天然物・人造物に両分する。

②もの。物事。ことがら。

(漢字源より一部抜粋)「物」

待って、鉱物が出てきたけど、今回はちょっと脇に置いておく。

物(もの、ぶつ)とは、広義には対象を特定化せず一般的・包括的にいう語であり、人間が知覚し思考しうる対象の一切である。英語ではthing。

(Wikipedia)「物」

Wikipediaだと上記として、物質、妖怪、商品、食べ物など、いろいろと列挙されている。

私の認識だと、

『物』とは?(桃花イメージ)
  1. 形、姿を持った、存在しているもの。物体。(具象的)
  2. 観念、目には見えないが有るものとして認識されているあらゆるもの。(抽象的)※主にひらがな表記

って感じだったんだけど、違う?

定義からのまとめ

以上を踏まえてもう一度『動物』について考えてみる。

  • 『動物』とは、『生物のうち、植物じゃないもの』である。
    →ここで既に、『物』の中でも、『生物』に限定している(無機物を除いている)前提がある。
  • 『動物』と言った時の『物』の意味は、『あらゆるもの』という広義の意味ではなく、『動植物』という既に分類された狭義の意味合いで使われているものらしい。

仮説

私は、『物』認識①の意味合い(具体的な実体を持った物)で『動物(動く物)』を考えようとしていたが、『動物』を語ろうとしたときには、そもそも『物』の捉え方が違うのかもしれない。

もしかしたら、接尾語みたいなニュアンスで使われているのかも。

つまり、いわゆるアニマルのカテゴリーに分類されるものを、動くアレ、って名付けようとした時に、『物』をつけて表現しましょうね、っていうルールにした。葉っぱの生えたりしてる方の分類は、植わったアレ、『植物』みたいに。ここで私が言ってる接尾語とは、「系」とか「的」みたいなヤツ。『草食系男子』とか『肉食系女子』とかのアレですね。動くアレ、に何をつけるか考えたときに、『物』が一番妥当だったのかもしれない。

だから、『動く+物』ではなくて、『動く系に分類されるアレ』ってくらいの意味で『物』ってつけてるのかも。スタートは生物の分類で始まっており、細かく枝分かれしていく分類学における名称付けなので、私が思い描いている『物』のイメージとは異なる使い方で用いられているのだろうか。

結論

というわけで、

車は〝動く物体〟だけど、『動物』じゃない。

(なぜなら生きてないから)

という理屈らしい。

……ごめん、でもいまいちしっくり来てない笑。

確かにドローンは『動物』じゃないけどさ(ニュアンスとしてはわかるよ)、なんで動物じゃないと言えるのか、馬鹿な私にもわかるように教えてください。(振り出しに戻る)

名称付けするんだったら、『動生物』『植生物』とかにすれば良かったんじゃ、とか思うのだよね。

まぁ、碩学の先人様方が命名した偉大なるお言葉だからとやかく言えないのだけどもね。

いずれこの無駄過ぎる脳の使い方も楽しかったです。何の成果も生まないけどね笑。

筆者
筆者

「だから何?」って無駄話を

ここまでお読みいただきありがとうございました!

お疲れ様でした!

注意
  • 分類などについては諸説あります。
  • ちゃんと文献等調べてる訳じゃなく、あくまで思いつきと推測だけで適当に書いてるネタ系の記事なので、あまり真に受けないでください。

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