イケボ大好き桃花です♪
本日は声優さんへの愛を(ピアニシモ=抑え気味で)語ります。
声優業とは職人技である。
ただ声を出す、というのが商品になるというのは恐ろしい奇跡だ。誰でも出来そうな気がするでしょう? 〝喋る〟の延長線上に平凡に存在してるとか錯覚しちゃうでしょう?
でもあの〝声にキャラが宿る〟という域に達するまでに、すさまじい練習に練習を重ね、感性を研ぎ澄まし、才能を磨き上げなければならないのだ。
私はプロの現場を知らずに囓っただけの知識で喋ってるから、本当はさらに壮絶なのではないかと想像する。
声優さんは偉大だ。簡単に声を当ててるように思えるかもしれないが、本当にあれば神業だ。許された者だけが手にすることが出来る、神に与えられし無類の才だ。そしてそれを多くの勇者が努力のみで培ってゆくのだが、その努力で上り詰めるって部分も含めて稀少な才能だ。(声優さん贔屓フィルターMAX)
滑舌とか抑揚とかいう基本的なことは言わずもがなだが、たとえばアニメに当てるのにいわゆる〝普通の声〟で喋ると浮くとか、声の距離感とか間合いとか、キャラの性格を声でどう表現するかとか相手との掛け合いの仕方とか、もうありとあらゆるきめ細やかなバランスの上にあの奇跡は成り立っているのだ!(崇拝)
長年の研鑽を経てやっと一人前になれる伝統工芸品の職人のように、
声優業というものも鍛錬に鍛錬を重ねなければ為し得ない技術職なのに、
その経済性を考えたらものすごい涙ちょちょ切れそうだ。(リアルの金銭事情わからないので本当に勝手なる妄想)
そして、ボカロやAIにその座を駆逐されようとしているとすれば、なんと嘆かわしいこと。
あれは芸術職なので、単純に〝上手ければ万事おっけ〟みたいな簡単なものではない。(そもそも上手くなるのすら至難の業というのに。)
無数 否 無限大の表現方法には正解というものが無いし、
単に上手い人よりも、下手でも独特な人がチヤホヤされるかもしれないという理不尽性も大いに孕んでいそうだし、
そもそも好みというものが大きく出るお仕事だから努力云々技術云々じゃどうにも出来ない冷徹無慈悲な世界で成り立っていそうだし、
元々持っている声の個性というものに抗えなかったりもしてしまう。
今じゃアイドル化してるから歌も歌ったり、容姿に気を配る必要性も出てきたり、なんかもう活動範囲が幅広くなり過ぎて、スペシャリストからスペ兼ジェネラリストに進化していて本当に大変そうだ。
表現による成果や関連性が客観的指標で判断しにくいものだから、どこをどう目指したらいいのかが掴みにくく、また〝こうしていけば安泰〟みたいな定型出世ルートも(恐らく)無い。表現そのものだって抽象的で、実に掴み所が難しいお仕事だ。声優さんご本人もその周辺の方々も、どうしたら売れるのか、どこから一気に火がつくのか、とかを、試行錯誤かつ五里霧中並びに七転八倒もとい暗中模索みたいな感じで励んでいるのだなぁと拝察する。
そんな厳しい現実の中でも素晴らしいお仕事をされている大勢の職人様方、本当に心から尊敬しています。素敵な声を、熱い感動を、テクニカルな節回しを、一声一声に「すごいなぁ」と思わず漏らしてしまう程のこの感動をありがとう!!!
私は本当に声優さんが好きだし尊敬しているので、もっと声優さんが自由でのびのび、安定的にお仕事出来る世の中になるといいなぁ、と甘いことを考えてしまう。口で言うだけ言って、私には何も出来ないのだけれどもね。。。要は応援したいということですよ。
※とは言え私の知識量はたぶんアニメすら見ない一般人よりも貧弱と思われるので、気持ちだけ。脳の容量5byteくらいしか無くてたくさんの情報に触れると気絶しちゃうから、本当に少ししか知らないんだ。本気で好きな方々、怒らないでね。
イケボ聞くって幸せ!
遅ればせながらだけど、アプリゲーム『魔法使いの約束』(ボイス付きノベルゲーム。公開4年目?)にハマりまして。私は特に文章とかストーリー展開とかに反応してしまう脳髄持ちなのでやはりこのストーリーに感激尊敬しているのはあるのだけど、(当然作家さんもフォローしてるのだけど、)やはりこの物語を感動的に、かつキャラを生き生きしたものに動かすために、声優さんの力というものの威力は計り知れない。もはやそれは魔法だ。平べったいものに命を吹き込む魔法だ。ファンが架空のキャラクターを愛したり共感したり涙したりするのには(実体は無くとも)命とか魂というものが必要で、それを成し遂げるのに大きく寄与するのが声優さんでしょう。
〝声に惚れる〟って、一体どういう状況なんだろう? 声に恋する、っていうか、息づかいや声そのものにトキメくというか。ホント声だけなのに、耳が溶けそうに或いは焼けそうになって、こんなに胸が熱くなってドキドキして、「カッコいー♪♪」って(脳内で ※多分)叫んでしまう状況。……って自分のことなんだけどさ。とにかくこの恋の引力は強大だ。神々しく神聖だ。神がかっている。(まぁ自分についてはネジが外れかかっている、わかっている。)
この引力を獲得するまでに本当に不安定で見えにくい努力を重ねて来られたのだと思うと、重ね重ね崇拝でしかない。ずっと声優さんを続けてくれて、出会ってくれてありがとう!
『まほやく』については語りたいことがいろいろあるのでまとめたいとは思いつつ、それは別の機会に譲るとして。やはり、声が入るだけでキャラが生きる!
飽きずに何度も何度も同じ部分を聞いてもなお楽しくて幸せで、細かい部分を聞き分けたりすることで勝手に悦に入っていて、そのテクニックを垣間見てしまうと興奮して、とにかく地べたに這い蹲って低頭するくらいに敬愛しています。ひたすら幸せです。声優さんは偉大だー!
セリフ読みも楽しい!
私も趣味で、本っっっ当に趣味でセリフ読んでみたりするのだけど、
楽しいよなー。楽しい。もうずっとやってみたいくらいに楽しい。
でもやればやる程、本当に難しいんだ、ということがわかって、もっとうまく言ってみたいなーと思ったりする。そしてうまくなりたい、と思いながら練習する過程もすごく楽しい。
たぶん、「楽しい」で済んでるうちは趣味のレベルに違いない。本気で目指している人やプロの人達からすれば、その極みに登ることはもはや息も絶え絶えの命がけの所業に違いない(想像)。私の好き勝手な〝囓り〟なんてプロにしてみれば鼻で笑っちゃうくらいに馬鹿げた子供だましだろうけど、それでも好きだし、楽しいという感情が本物であればそれでいいと思ってる。
頭の中お花畑の夢想家だからさ、
「もうお金いらないので声当ててみたいです!」
みたいな事言ったら、どこかやらせてくれないだろうか、とか思っちゃったりする。
「こっちはさすがに仕事でやってるんだからさぁ」って呆れられたり、「いやなんか、かえって怖いから」って恐れられたりするのが常識であろう世の中において、
「え、マジ? 助かるわー。予算厳しくてねぇ」
みたいな軽いノリで爆弾を招き入れちゃうおマヌケな冒険家さんも中にはいるんじゃないかと妄想しちゃったりする。
プロを志願している人は自らの築き上げてきた職人技にプライドがあるから、当然安売りなんてしないし、しちゃあダメだ。でもどんな逸材でもやはり最初は素人であって、その素人期間中には〝苦労は買ってでもしろ〟じゃないけど、こちらがお金出してでもお願いしにいくくらいの下積み期間がやはり必要だと思うのである。どんなに小さな舞台だったとしても、生の機会で練習させてもらえるんですよー。たとえ無給でもありがたすぎるくない?
(プロであれば経済事情が死活問題なのはわかる、霞を食べて生きていくことは出来ないものね、甘ったるい狂言です、申し訳;)
でもさ、いくらタダとは言え、私くらい下手過ぎると……、
さすがに読めの貰い手ないよなっ! (わかってる。)
声のお仕事タダでやってみたい、について。
今は応募口とか探せばいろいろありそうだし、自分でココナラとかに旗掲げる方法とかもあるのは知ってるけど、本業が公務員なのでとりあえず趣味と妄想だけで止めてる次第。上記の内容は半分ネタみたいなものです。(やってみたいのは本当だけどね。)機会があればぜひとも! てか逆にタダでないと出来ない。
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